Realseeはじめました


デジタルツインと言えば大手プラットフォームのM社で,高いシェアを誇ってきましたが,近年Realseeというデジタルツインプラットフォームが注目されつつあります。Realseeは3Dヴァーチャルツアーの作成やAIによる編集機能,様々なデバイスでの撮影に対応していることなどの点ではM社と類似したサービスを提供しています。しかしサブスクリプションではなく,従量課金制を採用しているという点で大きく異なっており,運用の仕方によっては高いコストパフォーマンスを得ることが期待できます。

Realseeでデジタルツインを作成できる主な撮影ツール


・Realsee Galois(ガロア)

GaloisはRealseeが主力製品として売り出している3D LIDARカメラです。高速スキャンと高解像度を特徴としたプロフェッショナル向けの撮影ツールとなっています。


・360°カメラ

 Insta360x5やRICOHのTHETAなどの360°カメラと,Realseeアプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットをリンクさせて撮影することができます。(当方のテストでは2025年9月時点でInsta360x4も使用することができました。RICOHのTHETAシリーズはどの機種が対応しているのか把握することはできておりません。)撮影する際に幾つか注意点はありますが,1つのポイントを1ショットで撮影できるため,撮影時間を短縮できるのがメリットといえるでしょう。


・スマートフォン

AndroidスマートフォンやiPhoneでも撮影することができます。iPhoneにはLIDARを搭載しているモデルがありますので,Androidスマートフォンに比べるとより品質の高いデジタルツインを生成することができます。解像度はスマートフォンのカメラ性能に依存しますので高解像度で撮影できるスマートフォンを使用するとよいでしょう。(Realseeアプリに対応していない端末もあります。対応していない場合はアプリストアの画面で「対応していません」と表示されます。)

この方法は,手持ちの端末で”すぐに”デジタルツインを始められるというメリットがあります。ただしスマートフォン単体での撮影には視野確度の制限や,手振れによる品質低下が伴いますのでスマートフォン撮影の際にはRealsee G1というジンバルを使用することをお勧めします。